ブランド名:Levi's
サイズ:ウエスト32(約80センチ)、レングス約30(股下約76センチ)
※元は36ですが、裾直しで30くらいになっていますが裾のダメージ部分を残したままレングスだけ短くなっています
デニムカラー···ブルー
型番···500番台(裏刻印555:バレンシア工場)
製造国···USA製
モデル名···551ZXX(復刻)
シルエット···ストレート
特徴···赤タブ,ビッグE,紙パッチ,98年製
数年前に購入。
551ZXXは、ヴィンテージデニムの世界で「幻の一本」とも称される、非常に希少なモデルの復刻で、現在の505モデルの原型にあたります。
551ZXXの最大の特徴は、ボタンフライではなくジッパーフライを採用している点です。これは、東部市場の顧客がジッパー式を好んでいたため、リーバイスがそのニーズに応える形で開発しました。
従来の501XXや501ZXXが未防縮(防縮加工なし)のデニムを使用していたのに対し、551ZXXは「プリシュランク(防縮加工)」されたデニムを初めて採用したメンズジーンズとされています。これにより、洗濯による縮みを軽減し、ジッパーの歪みを防ぐことができました。
同年代の501XXに比べてやや細身で、股上が深く、緩やかなテーパードがかかったシルエットが特徴です。現代的なスリムストレートに近いシルエットと言えます。
また、当時作られていた551ZXXは製造期間が短かったため、現存数が非常に少なく、ヴィンテージ市場では高額で取引されています。
ディテール
赤耳(セルビッジ): アウトシームには赤耳が付いています。
製造初期のモデルには隠しリベットが使われていますが、67年頃には廃止されます。
Vステッチ: トップボタン横にV字状のステッチが入っています。
こう言った特徴も忠実に再現しています。
551ZXXは、1967年に品番が「505」に変更され、ジッパーフライの505モデルへと引き継がれました。そのため、551ZXXは「505の前身モデル」として知られており、移行期には紙パッチに「551ZXX」と「505」が併記された「ダブルネーム」と呼ばれる希少な個体も存在します。
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