巻白(1924-2000)「76-57」版画。鉛筆署名、55/206番。
巻白さんは茨城県生まれの作家で、本名は前島忠明です。
日本の創作版画家でした。
1965年セメントで描いた図柄をプレス機でベニヤ板に転写し、型紙で彩色することで、印刷されていない紙に図柄を浮き彫りにする技法を始めたそうです。ですので、版画の種別は判断が難しいです。
シカゴ美術館、シンシナティ美術館、ホノルル美術館、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ボストン美術館、ニューヨーク近代美術館、フィラデルフィア美術館など、巻白の版画は公共コレクションに収蔵されているそうです。
題名の「76−57」は1976年の57番目の作品という意味です。
題材は、柿でしょうか、協力プレスにかけているらしく、エンボス感がかなり強く出ていて素晴らしいです。
柿の質感が見事に再現されています。
また、落款が通常のものと違い、その上に見たことがないサインのもののようなあります。
これも珍しいのではないでしょうか。
アメリカのコレクターが https://haku-maki.com/ と言うものを作っていて、巻白さんの作品カタログを作っていて、のカタログにもこの作品は載っていました。
巻白さんの詳しい資料も載っています。興味のある方は、そちらもご覧ください。
状態は、大変よく新品に近いと思います。
なお、古いものですので新品ということでご理解ください。
新しいものをお探しの方には、難しいと思います。
ご注意ください。
なお、写真の写りがあまり良くなく、バックがグレーががって見えますが漆黒の黒となります。
柿の葉が光って見えますが、光の反射でそう見えていますが、こちらも漆黒の黒です。
作品サイズは、縦28センチ 横25センチです。
最後まで読みいただきありがとうごぁいます。
よろしくお願いします。
カテゴリー:
ハンドメイド・手芸##アート・写真##版画