Morris最初期、芳野楽器製のF-15です。
シェル埋込みのヘッドロゴ、YOSHINO釣鐘ロッドカバー、ロングサドルです。
ラベルから1969年製と判断しました。
トップはスプルース合板、サイド・バックはローズウッド合板、ということなのですが、
バックのボディ内部側がハカランダのようです。
どういう意図でこのような作りにしたのか分かりませんが、
当時は試行錯誤の連続だったようで、いろいろ材の組み合わせ等を行なっていて、
外側・ローズウッド、内側・ハカランダという個体があって、、、と、正直眉唾だなと思っていましたが、
どうやら本当かもしれません。
参考までに写真6枚目にてご確認・ご自身で判断をお願い致します。
尚、ブリッジもハカランダでした。
また、ボディ内部のライニングがスリットレス(切り込み無し)になっていました。
それ故かかなりキラキラした出音で驚きました。
鈴木の初期スリーエスと似た印象を受けました。
(スリーエス初期筆記体ロゴも同じくスリットレスでした)
所謂、バイオリンでの作り方で手間がかかるものなので、
やはり初期のものは手が込んでいるのかと思います。
後年70年代に入ってからの寺田楽器や飯田楽器などが製造を分担してからのモデル(F-15)も持っていましたが、
通常のライニングになっていました。
初期物と70年代以降のものは別物といっていいと思います。
(写真7枚目と8枚目がスリット無し・有りの比較写真です)
ローズウッドボディには珍しく実測1.53kgとかなり軽量です。
コレクションの1つとして購入しましたが、整理中につき手放します。
写真のケースが付属します。
出品にあたり
●ボディ全体清掃
●指板フレット清掃
●新品弦交換(9/21)
を行いました。
以下スペックです
●弦長:630mm
●ナット幅実測:43.7mm
●現在の弦高∶約2.75mm(最後の写真にてご確認ください)
●重量:1.53kg
●注意●
個人売買で保証も何もなく、また今後経年や温度湿度環境などで状態が変化する可能性が大きい品物となります。
それをご承知の上、現状品ということを認識したうえで、ご購入をお願い致します。
また、専門ではない為、詳細等はわかりかねますので、NC・NRでお願いいたします。
不明な点等御座いましたらご遠慮なくお問い合わせください。
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